ライオンズクラブ国際協会337-D地区 YCE(YouthCampExchange)
YCE(YouthCampExchange)とは?
1974年の国際理事会で採択された青少年交換規定に基づいて実施されている奉仕事業です。
ライオンズクラブは、次世代を担う若者たちに広く世界を体験させることが、地球の平和を永遠に維持する原動力だと考えています。
派遣受入ともに単一の各クラブが実施しますが、このYouthCampExchangeは若者を育てる最大のアクティビティーです。
YCEの始まり
国際理事会が1961年に初めてYEの実施を決定し、神戸ライオンズクラブ(当時は302-W1地区、現在335複合地区335-A地区内)とアメリカ4複合地区(カリフォルニア州、ネバダ州)が夏期学生を交換し、成功を収めたのが始まりです。
YCEの目的
- 日本と海外の青少年が親しく接する機会を与える。
- 異なった文化背景を持つ社会での日常生活を経験する機会を与える。
- ライオニズムを通して国際理解と親善を促進する。
沿革と交換計画の心
第二次世界大戦が終わって間も無い昭和36年は、今とは違い、外貨もままならず、戦後の復興が進んでいた最中でした。全世界が平和を手にした1945年から16年後のことでしたが、その間に朝鮮戦争などがあり、平和がいかに難しく、何世代もの代償が必要かを考えさせられる時代にありました。
このような時代背景の中で、ライオンズクラブは青少年の交換を計画し、国際協会はその事業達成を援助したのです。
今も世界は戦争と平和や環境問題・貧困・飢餓・病苦・暴力その他、様々な困難に直面しています。直ちに解決する事は不可能でしょうが、青少年交換を通じて互いを知り、理解する事がこれからも大切な事ではないでしょうか。